佐世保バカ釣りブログ

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この一年間、彼の死について考え続けた。

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何をするにしても、危険は付き物。

 

 

車の運転、登山、サイクリング、海水浴、そして釣り。何か行動をする上で、いつ何が起きるかは分からない。そんな事は分かっている。

 

 

だが自然には敵わないという事実は明確にある。

そのため自然とダイレクトに関わる釣りや登山などは特に事前の準備・知識・現場での判断が大切になってくる。

 

彼もそんな事は重々承知だったはず、むしろ他の釣り人よりもしっかり認識していたはず。

実際に事故の日、彼は釣りもしていないし釣り道具も濡れていない。釣り道具を濡れない場所に縛り付けている状態だった。

つまり危険は感じていた。

 

ですが結果として不運もありますが、彼は自然を少し甘く見てしまったのかも。いや瞬間的に油断してしまったのかもしれない。

 

自然には敵わない。

そして、予想を遥かに超えてくる。

第五感、第六感全てを働かせ踏み止まれ。

 

魚なんていつでも釣れるんです。

釣りに行くなら無事に帰らなければ。

 

 

過去私も、泳いで磯に渡ったり、超悪天候の中釣りに行った事もある。それに憧れやカッコいいとも思った事さえもある。

 

でも、今の私は違う。彼に教えてもらった。

無謀な挑戦と身の丈にあった挑戦は違う。

そして、自然の前では絶対に油断してはならない。

 

いくら救命胴衣を着ていたとしても、サポートのない単独・少人数釣行では安全は保障されていない。

特に荒磯に行くなら油断をするな。海に背を向けるな。そして、出来るだけ1人で行かないで。

 

 

だからといって挑戦が出来ない、しないのは少し違うと思う。一度の人生、何にしてもやらないと後悔する事も多いはず。

 

無謀な挑戦と身の丈にあった挑戦。

正当化すればいくらでも言えるかもしれないが、そのバランスの塩梅はとても難しい。

なぜなら相手は自然だから。

 

ただもう一度言う。

油断をするな。

自然は予想を遥かに超えてくる。

そして、自然には敵わない。

 

釣りに行くなら無事に帰らなければ。

 

 

 

ナミさんあれからもう一年ですか。

 

私に出来ることは何なのだろう。

これからも考え続ける日々になりそうです。

 

ナミさん

これからも釣り人達を見守っていてください。